一時的なものだけど、楽しみたい。

子供の頃からガリガリに痩せていて、兄弟からは「骨」と呼ばれるほどだった私。トゥルーアップの効果は?

思春期になれば、自分も母のように胸が膨らんでくるものだと思っていました。

ところが、思春期になってもやはり痩せ型で、胸はほとんど平らなまま。

早い人では小学生からブラジャータイプの下着を付け始めます。

中学生になると、ありがちな気持ちの背伸びも手伝って、ホックタイプのブラジャーやレース付きのおしゃれなものを着ける子が一人、また一人と出てきます。

高校生になると、女子の間でノーブラということはほとんど考えられなくなってきます。

私は、いつになったらまわりの子たちのように、ブラジャーをしないと困るような胸のふくらみが自分にも出てくるんだろうと、思春期の間じゅうずっと不思議に思っていました。

しかし、二十歳近くになり、身長の伸びが止まった時、自分の胸の成長もここまでなんだと諦めました。

胸が小さいというのは、本当にさびしいものです。

小さいというか、平らなのです。

当然、Aカップでも余ります。

私の場合、ブラジャーなんて、乳首の凹凸を隠すためだけに着けているようなものです。

合うブラジャーがないということが、ブラジャーの必要性の有無を物語っています。

フェミニンなファッションを楽しめないのはもう慣れましたが、お風呂に入るとき、ふと鏡に映る自分の裸姿を見て、なんてアンバランスなんだろうと、いやなきもちになることが時々ありました。

そんな私ですが、妊娠と同時に、思いがけず、胸が膨らんできました。

一時的なものなのは残念ですが、Aカップが少しきついという感覚を、少しの間楽しみたいと思います。